
「働く意味」は働いてから付いてくる
- 「この仕事は自分には合わない」
- 「職場の雰囲気が悪い気がする」
- 「自分が求めている職場ではない」
などと、働く前から求人広告を見ている時や履歴書を出す前で諦めていませんか。私はかつてそうでした。求人広告を眺めては
「これは、自分が働きたい仕事じゃない」とか「この仕事は好きになれない」と、より好みしていたものです。物事について深く考えるのはいいのですが、どうしても思考が邪魔をしてしまって今より前に進めないというのはよくあります。今回は、働く意味に関して実例を交えながら考えてみましょう。
とある製造業に面接に行った話
私の友人はとても前向きな性格で、嫌なことが起こっても、結果があまり良くない展開になっても、「大丈夫、まだおわったわけじゃないし」と明るく物事を前に前に進めていく人です。その友人が、とある面接会場で起きた話をしてくれました。
- 案内された担当者に笑顔で挨拶しても返事がない
- 面接官に覇気がない(なんかネガティブ)
- 質問をされることは「この仕事は地味で、面白くもなんともないですよ」みたいに、仕事に対してもネガティブな発言を繰り返す
私は
私
会社に覇気が感じられなくて、ネガティブで、面接内容も暗くて・・・それって、そこまでこの仕事は楽しくないよって教えてくれてるんじゃないの?面接結果出る前に暗くなるね。
と、聞くと
友人
仕事はね、始まってからが本番だし、その仕事が楽しいかつまらないかは自分で決めるんだ。例え本当につまんない仕事だったとしても、自分で仕事を作って、工夫して楽しくすればいい。給料に見合えばそれでいいよ。
という前向きな返事。いつも考え込んで始まる前に降りている自分とは全く違う考え方に驚いたのです。
そういえば、かつての私の仕事も、ただのメンテナンスだけ、それも1種類の装置だけだった自分のテリトリーは
- 1台分の一部から全部のメンテナンスに
- 部材管理
- 部材の価格交渉
- 新部材の検証 などなど
自分の力で切り拓くことで信頼を勝ち取っていったのを思い出し、
私
そうだよね、やってみないとわからないよね!まず、受からないとだけどね(笑)
と、最後は笑って終わった。
思考にチャンスを奪われている可能性がある
宝くじも買ってみなくては絶対当たりません、履歴書も絶対送ってみないと進めるかどうか分かりません。まずはあれこれ先を考えず、「とにかくやってみる、挑戦してみる」ことから始めてみませんか。