HSPは子育てに向いているのか

メリットとデメリットがあるが、最後は人生設計である

最近、とある本で、社会適合型と境地開拓型の2種類の人間がいて、境地開拓型は2割という内容だった。子どもが生まれて5年、いまさら後悔などするヒマもなく相変わらずバタバタした日々を送っているのだが、そこに至るまでのメリットとデメリットがあると思うようになった。

メリット

子育てって、毎日の積み重ねになっていますが、子どもの表情、態度は毎日違います。機嫌がいい日もあれば、悪い日もある。昨日はできていたことができなくなった。不満を言ってやらなくなったなど、毎日違った表情を見せてくれるものだ。

きめ細やかな対応ができる

子どもの表情、仕草、様子をひと目見れば子どもがどうしてほしいかがひと目で分かる。これは非HSPのも経験すれば同じだろうが、妻と私では当然感度が全く違う。

子育てとはメンテナンスである

子どもの準備から、しつけ、食事、お風呂、体のメンテナンス、心のメンテナンス、遊ぶ・・・多岐にわたる。これをまともにHSPが向かっていけばとてもじゃないが苦行である。しかし、これをメンテナンスと考えれば・・・しつけにむやみな感情を乗せることもなく、日々の子育てに苛立つことも少なくなってくる。メンテナンスと表現したのは、感情を日々フラットにするためである。

HSPにとって、子育ては実に面白いと思う。日々の刺激に敏感な私にとって、子育てがどれだけ人生を豊かにしているのだろうか、子どもが見せてくれる表情に毎日感動し、満ち足りた日々が送れる。

と、これは社会適合型、つまり、非HSPの人が言いそうな内容なのだが、HSPも当てはまらないということはないと思う。小さな幸せが大きな刺激になるHSPにとって、日々の子どもとの関わりはとても人生の中で大きなウェイトを占め、かつ楽しい日々を送れる。しかし、しんどい、辛い、もうやめたい、リセットしたいと思うことは数え切れないほどある。

デメリット

赤ちゃんの時は、本当に嫌だった。

泣き声が地獄

まず、泣き声が聞こえやすいように周波数が高く、つんざく泣き声はHSPの聴覚過敏者にとっては生き地獄、赤ちゃんを止めるわけにはいかず、ひたすらあやして耐えるのみである。使うのは最初嫌だったが、「イヤーマフ」を使うことをオススメする。

感情の起伏に自分も持っていかれそうになる

子どもが激しく泣いたとしよう。その時、親は通常であればあやして終わりなのだが、私の場合は、背景まで知ることにより、
「辛かったね、気づいてあげられなくてごめんね」

と、一緒に泣くことも少なくなかった。と同時に、自分の感情もナーバスになり、さらに、「自分が悪いんだ」と責める要因にもなりかねない。しかし、時が経ち、子どもの特性が分かるようにもなれば、起伏の幅も狭くなっていき、傾向と対策も分かってくる。この試行錯誤が楽しめるのか?生き地獄なのか?それは個人の問題である。

最後は結局自分次第

子どもの存在を良しとするか、疎ましく思うかは結局個人の考えに依存し、他人がとやかく言うことではないと思う。しかし、HSPの特性は十分に活かせる分野だと思うし、子どもの感情表現も豊かになることは間違いない。なぜなら、敏感な親の子どもの遺伝子を半分受け継いでいるのだから。

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