HSPは「期限」を決められると追い込まれる

みんな同じ時間の中で生きているのだから当たり前じゃないか、という結論が出そうですが、「追い込まれ方」がちょっとタフ者とは違う一面も持っています。今回はそんな一面をご紹介しましょう。

期限を決められたら、まず失敗したときのことを考える

例えば、「◯◯までに働き始めること。」という期限付きの話があったとしましょう、通常であれば目標に向かってハローワークへ通ったり、ネットに登録したり・・・様々な方法を模索するために行動を開始します。(働かない!というのは別です)

しかし、HSPの場合は
「もし、働けなかったらどうしよう」
「期限が迫ってきた、どうしよう」
「期限が付いた、どこからかかろうか」

このように「期限」にまず追い込まれてしまいます。元々、期限をつけなくても「お願い」と言っておけば黙ってマジメにこなすHSPの人々。しかし、期限で言った本人は追い込んでいないつもりでも、言われた方はかなりのプレッシャーになります。

プレッシャーのかかり方が異常

この仕事をこの時間に、という何気ない会話は、HSPの人を不幸の底に叩き落とします。パニック発作やうつ状態に陥ることも少なくありません。なぜ、そんな事になってしまうのかは分かりませんが、とにかく「期限を決められることがしんどいのです」

HSPの人への仕事の振り分け方

私は、家事と育児をこなしながらこの記事を書いていますが、例えば、選択と皿洗いが今日の家事の目標と定めた場合、

午前中までに、皿洗いと選択お願いね」
▶午前中までに出来なかったらどうしよう~!

「今日のいつでもいいからやっておいてね」
▶とりあえず一旦休んで、午後から始めるか!

このくらい精神的負担が大きいというのが一目瞭然だと思います。この事実がわかって以来、妻は私に期限の押しつけをしなくなり、私も緊急性のない家事は自分のいつの時間でもできるようになり、できなくて倒れることが少なくなりました。

いかがでしたか、仕事でも支持の出し方一つでどちらにも変わってしまうHSPの人々、少しコツが分かっていただけると幸いです。

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