HSPの特性「直感が鋭い③」物事の本質を見抜こうとする

そんな超能力者みたいなことできるわけがない

まず結論から言うと、理解しようとする順番が違うという感覚です。例えば何か作業を頼まれたとすると、その作業を①~⑩を覚えるとします。ですが、HSPの場合、①を聞いて⑩を知るわけではなく、「何でその作業は必要あるのか」と、深く考えることをします。これは、子どもの「何で?」とは違います、自分で理解しようとしているわけですから。

各作業の必要性を理解するメリット①

各作業を教えられても、どれが必要か大事か分からなければ、例えばあるチェックが盛り込まれてもチェックをサボったり、忘れたりします。そこを、

(この作業をやらないと、こういうミスが起きて大変なことになるから必ずやろう)
という風に、きっちり物事を理解し、愚直にこなしていきます。それが行き過ぎると、車の鍵を何回もかかっているか確認する。という行為に繋がっているのかもしれません。

各作業の必要性を理解するメリット②

この作業は必要なのかを各作業に分解し、「最適化」を図るようになります。各作業を深く理解することで、この作業は必要でも、この作業は要らないのではないか?と提案できるようになり、作業時間短縮、スリム化に成功する確率が高まります。

各作業の必要性を理解するデメリット

理屈から入ろうとするので、教える側は早く教えたくなっても、一つずつ深く考えようとするので教えるスピードが遅くなってしまいます。遅くなるスピードが適度ならいいのですが、考える内容が深くなりすぎるとどツボにハマるということもあります。

いかがでしたか、この特性はもちろん個人差はありますし、場合によっては「それはただの性格だろ」と思うかも知れません。しかし、その作業を「言われたままかやる」のか「なぜやるのか」の違いが、後の人生の糧になる可能性を秘めているのです。

おすすめの記事