
恐怖 や 憂鬱 な 気分 を 感じ やすい 人 は、 優しく 接し て もらえ て、 安心感 の ある 環境 で 育つ こと が でき なかっ た という こと が 影響 し て いる こと が 多く あり ます。 タフ な 子ども には ささい な こと に 見える 経験 も、 H SP の 子ども たち にとって は トラウマ に なる こと も あり ます。
イルセ・サン. 鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (Kindle の位置No.797-800). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.
いきなり、なぜこんな文章を引っ張り出したかというと、現在までつながる、私の幼少期そのものだからです。
- そこから小学校、中学、高校といじめは続き
- 会社では上司からのパワハラ
- 退職後は父からの発破や、親族の死
さまざまな要因が重なり「俺はもうダメだ」と、敏感に真正面から受けすぎることで、心は疲弊していきました。
目次
人によっては、HSPとうつ状態は密接に繋がっている
私は、幼少期に親戚の叔父にプールサイドから投げ込まれ、溺れかけたことがありました。叔父はふざけてやったことなのでしょうが(最後は救われている)、それから水が怖くなり、顔に付くことも、手に水が残ることも、ましてやプールや海に行くこともできなくなり、水泳の授業がトラウマになっています。高校時代に水泳の授業が1回もされなかったことは、この世の天国であったのを覚えています。
叔母の死からうつ病を発症
私が、パニック発作で会社を休職、退職してから半年が経ったある日、信じられない1本の電話が飛び込んできました。
それは、叔母の自殺です。それも首吊りだったので、とってもショックでした。原因は会社の経営不振と持病の悪化だそうですが、真相は分からず、とても素直に悲しむような話ではありません。それが、さらに不安に拍車をかけ、うつ状態が続くようになりました。
「働けない」ことによる父からの迫害
私が退職した後、父は、
と、ボロクソに毎日酒を飲んでは当たってきました。最後には掴み合いのケンカになり、私は家を出て、今の妻の所へ身を寄せました。
妻の親族からの心ない言葉
先程父が話したような言葉に加え、「頑張れ頑張れ」と、発破をかければ働くと思ったのでしょう、それが家に行くたびに続き、私は完全に交流を絶ちました。元々、一人で過ごす時間が長いことに抵抗がなかった私は、記事を書きながら過ごすこともできますし、現在も2人の子育てと家事分担をしながら療養中です。
敏感すぎるがゆえにうつ病が忍び寄る可能性は高い
心が疲れてしまうのが(心の電池切れが)とても早いのです。信頼していた父や、親族の心ない言葉(本人達は頑張って欲しいという言葉なのでしょうが)に傷つき、ボロボロになっていきました。どうしても期待に応えたい(バリバリ働いていた自分を取り戻したい)気持ちは今もありますが、どうしても結果が出ないことに対する苛立ちと自分に対する怒りは、自己肯定感を無くし、ドンドン落ちていきます。
うつ病と密接に繋がっているから精神疾患と混同されやすい
「精神疾患だからHSPになったのではなく、HSPがゆえに精神疾患率が高くなる。」
この言葉を強く発信したいです。