HSPの対策法④「泣くのを我慢しない」

頭の中がパンパンになることありませんか

みなさんは、頭の中がパンクして混乱することはありませんか。次のことが考えられなくなったり、完全に落ちてしまって何もしたくなくなったり。うつ状態に似ているところはありますが、一人でいる時間を増やしても、3輪を上手く回さないとなかなか精神が安定しないものです。

そこで私がオススメするのは、まず悲しかったら「泣くことです」、そして、声を上げていっぱい泣いて、頭の中のパンクを解きほぐしていきます

次に、イヤーマフなどの防音を施し、外部の音をシャットアウト、しばらく何も考えずにボーッとします。一人の空間をその場で作ってしまう感覚です。

すると、なぜか頭のパンクが無くなり、少しづつ治まっていきます。これは、普段の刺激が蓄積されたり、無意識の内に自分の思考に囚われることで制御不能に陥る状態になります。それを放っておくと、うつ状態が進行する可能性もあります。

なぜ「泣くのか」

子どもが泣くのは、様々な理由が考えられえますが、例えば眠たい時に合図を送る為に泣きますよね?そうすることで、身近な人に「眠たい」と分かってもらうのと、眠たい不安定な状態を安定させる効果もあると考えます。

これが大人になると、

  • 人前では泣けない
  • 泣くのは恥だ
  • 私は男だから、泣くのは許されない

と、せっかくの精神安定の方法をプライドや思考に囚われてチャンスを逸してしまいます。実は、今日、こうしてブログを書いていられるのもしっかり泣いて、心と頭をリセットしたからです。

キーマンは周囲の人の援護

この状態を快復させるためには、周囲の人の協力が必要不可欠です。一人で泣いたところで誰もいませんし、ますます不安は募っていくことでしょう。私には、幸い理解してくれている妻がいるので何とかなっていますが、これが一人だとどうなってしまうんだろうと恐ろしくなります。

一人時間の時は「本当に何もしない」

一人の混乱を鎮める時間に家事をしたり、ご飯を食べたり「やらなければならない」ことはたくさんあります。しかし、可能であれば、10分くらいでもいいので、防音を施しリセット▶再起動の時間を設けます。

何もしないというのはぼーっとするだけでなく、ご飯も食べたくなければ、お風呂も入りたくなければ後回しにするということです。このチャンスに無理に動こうとすると完全に落ちてしまいます。これも周囲の援護が無ければなかなか実行できないことですが、今はしんどいんだよ、だからリセット中」と周囲に話してリセット期間を作りましょう。これが可能になる環境を作ることができれば、度々おとずれる苦しい時も早く回避できることでしょう。

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