
愛さ れる 価値 の ある 人間 に なる ため に さまざま な 努力 を し て いる と し たら、やる べき なのは、〝 努力 する のを やめる こと〟 です。 ほか の 人 から 距離 を 置か れ ない よう、 自分 の ある 面 を 隠そ う と あれこれ 努力 し て いる なら、 同じく その 努力 は やめる べき です。
イルセ・サン. 鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (Kindle の位置No.633). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.
HSPにとって、こういうケースはとても多いと思います。不毛の努力をし、神経をすり減らし、潰れていく。自分が可愛そうだと思います。かつての私もそうだったので、この習慣を頭から外すのにとても苦労しました。
目次
「他人は自分をそこまで気にしていない」ことに気づく
- あの人は常に私を監視している
- あの人の発言は恐い
- あの人は私の足をすくおうとしている などなど
周囲を気にしすぎて自分の神経がすり減っていく体験はありませんか。不安神経症も重なって、周囲の目に敏感になっていった私は、大勢の人がいる場所、集会や行事などに全く出られませんでした。それは、どうしても
- ミスったらどうしよう
- 恥をかいたらどうしよう
と、ビクビク恐れていた自分が変えられなかった為です。最初は、近所のファミレスすらもいけなくなり、吐き気や頭痛、めまいが起きる状態でした。
教えてくれたのは彼女
「あなたが思っているほど他人はあなたをいつも見ていないし、ましてや興味もないよ」
こう教えてくれたのは彼女でした。その言葉を信じて、私は外に出ました。ファミレスやファストフード、どこへでも少しづつでかけるようになりました。一歩ずつ、着実に行動範囲を広げていったのです。
第2段階は、保育園デビュー
保育園に園庭があり、そこでママ友同士が話をしていました。さすがにここでは色々目があるし、何か言われそうだしとビクビクしていましたが、彼女=妻の言葉を信じ、私は園庭に入りました。
声を掛けてくれた同世代のママさん達
「◯◯君のお父さんですか、同じクラスの〇〇の母です」と、気さくに声を掛けてくれました。最初は挨拶程度で終わったのですが、何ヶ月か過ぎていく内に年齢の話になり、
「あーそうだったのですね、同世代だったんですね」と、ママさん相手に年齢も言い合うような関係性を持ちました。そこからは、子どもを遊ばせている間に世間話も交わすようになりました。
派閥があっても気にしない
言わずもがなですが、保育園ママ友には「派閥」が存在します。誰かれ話しかけてもいいわけではないのです。そんな中、他の派閥に何かされるのではないか。と思っていた私でしたが、大きな攻撃でもしない限り、相手も自分に対して興味などないということがよ~く分かりました。