HSPの対策改善法① 3つの「輪」を回して精神を安定させる

精神が安定しない生活を送っていませんか

私は、2011年に不安神経発作とうつ病を発症して以来、まともに働けていません。現在もその状態は続いていて、毎日子育てと家事をこなす日々。どうしても辛くなるときがあります。どうして辛くなるのかな?と考えたのですが、そこには3つの輪があることに気づきました。

第一の輪「仕事の時間」

高卒以来10年以上、仕事をこなしてきた私にとって、仕事という存在はとても大きく、人生の一部より多い影響力を持っていました。それが無くなった時、言い知れぬ不安感と脱力感に襲われました。しかし、再就職を無理やり決めようと奔走するも、上手くいかず現在に至ります。

仕事の時間をむりやり作る

1年前よりブログを始めたのですが、軌道に乗らず苦しんでいました。しかし、精神の方は前ほど苦しくなく、むしろ安定方向に向かっていました。最初は完全に趣味で始めたブログなのですが、今は、1日のサイクルに「ブログを書く仕事」と位置づけ、自分にも仕事の時間を設けることで、心身の安定を図ってみたら面白いほど体調が良くなっていったです。

第二の輪「誰かの役に立つ時間」

これは、家事や子育てですね、「やらないといけない時間」とでも申しましょうか。私はそこまでまだウェイトが大きくなくても、頼まれることは多々あります。この時間が非常に辛いんです。仕事は1日頑張れば一旦区切られて終わることでメリハリが付きます。しかし、家事となると、

  • 必ずしなければならない
  • 毎日の繰り返し
  • 人生のなかではエンドレス

メリハリが無いんですよね、でも誰かがしないと家は回らなくなる。それが分かっていても、現在に至るまでまだ安定してこなせていません。

毎日の家事育児より「仕事のほうがいいよと」言ってくれた妻

この言葉で随分救われました。家事だけの毎日がれだけ辛いか分かっていてくれたのです。家事をこなして帰りを待つ、この毎日の繰り返しは嫌だなと言ってくれ、さらにありがとう。と、感謝される。それってやりがいにもつながりますよね。

第三の輪「自由時間」

これは言うまでもないでしょう。私であれば、パソコン、ゲーム、買い物、テレビ(ほとんどインドアですが)などです。

一人の時間を作る

一人の時間というのは、瞑想とかを思い出しそうですが、静かな空間で一人、ぼーっとする時間です。HSP気質にとっては、この時間がとても重要なのです。通常の喧騒とした時間を過ごしただけで疲れ果ててしまうので、何も考えず、ぼーっとする、散歩でもいいでしょう。これを取り入れることで、気分もリフレッシュし、また活動意欲が湧いてきます。

なぜ自由時間だけだと駄目なのか

自由時間が全部だと「毎日が日曜日」ということで、生活も怠惰になり、好きなものを食べ、好きなことに没頭し、寝る。これって、将来にとっても大きなマイナスの「クセ」がついてしまうと思うんです。マイナスのクセとは、働くのが面倒くさくなったり、全てが嫌になったり。人間として生きていく以上、生産性のない自由時間だけの毎日って「異常」な状態です。ですから、私は遅れながらも毎日朝は早く起きて子どもを保育園に送り出し、それから自分の時間を形成していきます。どんなにしんどくても、辛くても朝だけは起きる。これって大事ではないかなと思います。

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