HSPと精神疾患の密接な関係

HSPだからでは終わらない現実

HSPと分かった皆さんは、その後の方法をいくつも考え、悩んでいると思います。例えば、

仕事をどうするか

私は、仕事で現場の人間と折り合いがつかず体調を崩しました。最初は

「こんな性格だからな、病んでも仕方ない」

などと考えていましたが、そうそう甘いものではありませんでした。

  • 会社を休職し
  • 退職し
  • 再就職も失敗
  • アルバイトも続かず
  • 現在も疾患と戦っている

ここまで追い込まれるとは、当時、思いもしませんでした。

HSPと精神疾患には密接な関係がある、とは

簡単に言えば、HSPがゆえの生きにくさが現在の精神疾患に繫がっているということです。

・職場にて

▶現場の上司を認めさせる▶どうしたら認められるのか▶怒られないようにしよう▶失敗しないようにしよう▶失敗は許されない。

こんな風に、精神的に追い詰められてパニック発作、不安神経症を発症。そこからさらに不安神経症に長期間さらされた為に自律神経が乱れ、身体が思い通りに動かなくなり、その不安は連鎖し将来に希望がもてなくなり、うつ病も発症しました。

かなり強引な展開ではありますが、今思えばだいたいこんなものです。

精神疾患の引き金を引かないようにする

生きにくさを感じている人は、どうかまずHSPを知ったなら、自分を大切にしてください。そして、自己理解に努めてください。

自己理解が先に完了すれば、客観的に自分を捉えることができ、今の状況にどっぷりハマりにくくなります。これが精神疾患の引き金を引かない方法の一つです。

希望をもつこと

私は、毎日が辛く感じ、日々変わる体調、精神状態と向き合っているためHSPの現状も相まって希望を失いかけています。

日々の家事、育児、日常生活、全てがグレーに見えます。何もかも無感動になっていきます。

誰かの役に立ったらいいな。と、思って始めたこのブログも「終わりが近いな」と感じています。書くことがつまらなくなったのです。

こうして、私の取り巻く環境は待ったなしなのに、私はついて行けなくなっています。希望を奪い去るうつ病、恐ろしいです。

どうか、希望を持ち続けてください。

社会との関係を断ち切らない

HSPと精神疾患が合わされば、社会が恐ろしく感じ、他人が恐くなり、引きこもりになる可能性が十分にあります。

そんな一人にならないために、私は普段から施設の人のイベントに参加したり、外に出る用事を済ませるようにしています。

今は相談員さんと連携を取りつつボランティア活動を始める予定になっています。

これは、

  • 孤独化を防ぐ
  • 賃金よりも体調第一
  • 障害年金は働くと取り消される(働けませんが)
  • 他人とのコミュニケーションの場を増やす

このような効果が期待でき、現在の私に理にかなった方法だと思っています。

心を壊す原因も他人が多いけれども、心を癒やすのもまた他人ですよ。

これは、相談員さんの言葉です。正直、私は、恐い、出たくない、行きたくない、関わりたくない、と思っています。

しかし、ここで出ないと、社会に関わるチャンスを失うと、自分を見失います。

自分一人で思いつめない

家族で悩むとハマります、同調すれば引っ張られていき、拒絶すれば離れます。ですから、必ず専門の機関に相談してください!

深呼吸と笑顔

深呼吸は肩に溜まった力を抜き、思考の連鎖を断ち切れます。ハマったら、呼吸が浅いなと思ったら、まずは深呼吸です。

無理やり笑うという意味ではなく、どんな些細な事でも感情を持って接してください。

子どもがしゃべった、〇〇ができるようになった、こんな些細な幸せも精神疾患は奪い去ります。

ですから、感動、笑顔、そこまでいかなくても感情の揺れ動きを感じてください。それが自分らしく居られるコツです。

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