HSPが遭遇した「発破」しか方法を知らない「タフ者」撃退法

「どうして働けないんだ?」
「どこも身体悪くないんだろ?」
「早く仕事探せ」

このように会うたびに仕事を仕事を、と急かせるタフ者達、一番焦っているのは自分だわ!と、思いながら、酒のんでは管を巻くタフ者の話を聞く。ある時、ついにタフ者が一線を踏み越えた。

このまま働かないなら子どもを引き取る用意がある

この言葉は、2人目の子供生まれ、私が夕食を食べていた時のことだ。いつものようにタフ者が酒を飲みながらの説教。しかし、この言葉が出たとき、私の我慢は限界を超えた。

バイクで一旦実家に戻り、まずは骨休め。一泊しながら対策を練る。とはいっても、このまま言われ続けておかしくなるのが先か、実行に移されるのが先か。正直、本当に実行するのかも冷静に判断できない状況に追い込まれた。

実家から戻るとき、私の中では

私:「また妻が戻るまでの間、あの説教を聞き続けなければならない」
という恐怖感は拭い去れない。恐怖が頂点に達したとき、私はパニック発作にかかっていた。バイク運転中の発作で、路肩に止まり、運搬業者を呼び、実家寄りにまだいたので近い実家側に運搬してもらい、何とか倒れることもなく無事に事故だけは回避した。

十分な休養は取っている原因は一つ

妻が入院中繰り返されるタフ者の説教が原因だ、そこに戻らないといけない恐怖と苦しみは発作という形で拒絶する。もう2泊した後、運送業者に載せてもらい帰った私は、すぐに「書類」を仕上げた。

仕上げたのは「糾弾書」

妻にも「出すから」と言い、タフ者に、

私:「まず、この書類を読み上げてください」

と、今回の事のてんまつを書いた糾弾書を読ませた。内容としては、

  1. 再三再四顔を突き合わせたら説教を受けていたこと
  2. 「子どもを引き取る用意がある」という脅しを入れてきたこと
  3. それが原因でパニック発作を運転中に発症したこと
私:「これが、あなたが私にやってきた行為です、間違いありませんか。あれば、訂正してください」
タフ者:「間違いありません」
私:「こんなふざけたことはなしないでください、あなたの「発破」が事故を生むこともある、逆効果なんですよ」
それっきり、私に説教は言わなくなった代わりに、私もタフ者の家に行かなくて良くなった(いわゆる出入り禁止)。私はこれで構わないと思った。

タフ者と戦い続けるみなさんへ

言われっぱなしでは潰されます、証拠を握らないと潰されます。ですから、しっかり証拠を握り、相手を糾弾する気持ちを持っておかないと、自分が潰されます。タフ者は自分が苦しんでいる時も笑って過ごしています!そんなの馬鹿らしくありませんか!!

出入り禁止など、相手によっては糾弾することで自分もケガを負うリスクも覚悟しなければなりません。ですから、何でも怒りに任せて攻撃するだけが手段でもないと付け加えておきます。私は自衛手段として今回の行為に出ました、今でも後悔していません。

生きにくいHSPのみなさん思慮深い能力で、できれば回避していきたい方法であり、結果をご紹介しました。

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