
みなさんは、面接での精神疾患の告知は必要だと思いますか。私の知っている人でも、精神疾患を隠しながら仕事を続けている人は沢山います。しかし、健常者と扱いが同じなので多少のムリが効かなくなったり、体調を崩して長期休養を余儀なくされ、後で会社に精神疾患でしたと告げる。こんなケースもあります。私は過去にどうしていたかというと、
「告知をしていました」しかし、「していなかった」時期もあります。
今回は、面接の場で告知をしたらこうなった。というケースをご紹介します。
目次
うちは問題ありませんからとウソをつく?会社
とある近所の会社の書類選考が通り、面接に行った時のお話です。面接中
私:「実は、私は精神疾患をかかえています、症状はパニック発作とうつ病です」
面接官:「なるほど、どのような症状か説明してもらえますか」
この時、ズバリ聞いてやろうと思いました。何かもう受かる気がしない空気が漂っていましたので。
私:「・・・という感じです、お尋ねします、精神疾患者の採用に関してはどうお考えですか」
採用基準がブラックボックスなので採用者有利な市場なのは言うまでもない
障害者枠で求人が出ていたのなら話は別ですが、健常者で応募を行った場合、一体どっちで落としたんだよ!というモヤモヤがずっと残ります。そして、会社に対して疑心暗鬼になり「次から言わないでおこう」という判断になってしまうのです。
良い会社に再就職しようと思うと、間口を広く取ろうとして普通応募したい気持ちは分かりますが、一旦受かってしまったらOK!というほど甘くはありません。会社は勤め続けることが大切なので、良い大学に受かって卒業できないのと同じ末路をたどりかねません。
障害者求人枠を探してみる
ハローワークのなかには、通常募集と障害者求人募集があります。一定以上の規模の会社は全体の数%障害者を雇わないと罰金を課す法律になっています。なので大手でも、もしかしたら自分が探していた仕事のジャンルでも求人を募集している会社はあるかもしれないのです。
障害者求人枠のハローワークカードであっても通常募集と障害者を告知するかは決められる
障害者のハローワークカードは枝番が違うので、受付がそこで判断して面談場所を案内してくれます。障害者でハローワークに登録しても必ず障害者として募集しなければならない!ということもありません。逆に、障害者枠の求人で、ハローワークの担当者にこういう疾患の方は受け入れできますか。と、聞いてもらうこともできますので、何度もムダな面接や書類郵送をする必要もありません。
結局最後は、継続して働けるかどうか
病気はとんど治った、だから隠して応募する!それもOKです。通常応募であれ、障害者求人であれ「最後は継続して働けるかどうか」なのです。