「HSP」と気付いてもあきらめるな!!

まずは「何者かを知ることができた」と安心すること

  • 自分はHSPになったばかりにこんな目にあった
  • 普通の人と同じように働けない
  • 人が怖くなった など

自分がHSPになったら「終わり」ではなく、HSPは生まれ持った気質なのであなたそのもの。つまり、生き方を変えることはできても、自分という存在は不変なのです。

  • 私は病気になったんだ
  • 私は「終わった」

こんな考え方はしないでください、自分がかわいそうです。同じHSPがゆえに色々な被害や、生きにくさを感じてきたと思いますが、中には「楽しかった」こともあったと思います。例えば、

  • 周りは苦しんでいたテスト勉強も、少しの努力だけでこなせた
  • 社会人になって、新たな仕事、プロジェクトをどんどん任されて、信頼されていった

このエピソードは私の経験なのですがHSPの気質の中で「嫌な過去のことが忘れられない」というのがあります。

「過去のことが忘れられない」がゆえのメリットとデメリット

下記に記したこのエピソードは、過去に何度も何度も品質チェックが通らず、深夜帰宅が続いていた時の嫌なエピソードが時を経て役に立ったことがありました。過去のことが忘れられないのはとても苦しいことなのですが、中には忘れられなかったゆえに救われることもある事例を書いてみました。

メリット

ずっと前に活動していた内容を全て頭に記憶していたため、困難を乗り切れた

製造業で働いていた時の話ですが、ずっと前に取り組んでいた活動があり、全く記録に残していなかったのですが。その数年後、こんな命令が下りました。

上司
活動報告書をまとめ上げ、効果金額を出し、社長の前でプレゼンをしないといけない。それを1ヶ月以内にまとめあげてくれないか。社長の前でサブテーマとして発表する

 

何も活動をしていないのに1ヶ月以内に発表ですか・・・分かりました、こんなのはどうでしょうか

▶と、その場で数年前に活動した内容の概略をホワイトボードで説明し、まずは上司へプレゼンしたところ、

上司
よくそんなネタよく持っていたな、これをPDF20枚位のボリュームで書き上げられるか

私:「わかりました、やります!」

▶と、何もない記憶の中からストーリーを組み立てて3週間でプレゼンテーション原稿の雛形を完成、そこから1週間で上司と一緒に原稿を書き上げ、当日に間に合わせた。

これがHSPに関係あるの?と言われそうですが、過去の何気ない嫌なことを思い出して、上司へのプレゼンまでわずか数分でやってのけたときの目を丸くしていた上司の表情は今でも覚えています。誰がなんと言おうと、これは「HSPがゆえの恩恵」であると思っていますし、現在、このブログを書いていられるのもHSPのおかげです。そう思うことで、自分を強くもつことができますし、強くもつことで、自分の存在価値も見いだせます。

デメリット

  • 一番大きいのが「嫌なことがフラッシュバックで思いかえされる」ことだと思います。これだけで気持ちが落ち込み、ブルーになり、様々な不定愁訴を併発します。しかし、それは一過性なものなので、最初はとっても苦しいと思いますが、どうか絶望だけはしないでください。必ず立ち上がれる時は来ます。

自分が何者か知ることで能力を発揮できる場面はある

ということを忘れないでください。

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